BASS&TURF

釣りやゴルフを中心とした雑記です

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【ゴルフ】グリップ交換のコツ

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こんにちは!スポーツ店の中の人こみけんです。

 

暖かくなりすぎて九州はゴルフは半袖でプレーする方もちらほら見始めました。

ゴルフ日和が続く今日この頃です。

 

今日はグリップ交換のコツを紹介したいと思います。

 

ブログペーペーの私ですが、ありがたい事にも「グリップ交換のコツはありますか?」と何件かご質問頂きましたので張り切ってお答えいたします♪

 

私は仕事上、年間1,200本程度交換しているので難しい作業では無いのですが、たまにしかグリップ交換をしない方は難しい場面もあるようですね。

私は交換しすぎて指の指紋が消滅しました笑

 

特に、自分で作業される方でよく聞くミスが

  • カッターでグリップ切る際にシャフト傷付けてしまった。
  • グリップ切る際、勢い余って指切ってしまった。
  • グリップ交換しなさすぎてグリップテープが癒着して剥がれない。
  • 溶剤をあまり使わず差してしまい、グリップが途中で固まって入れることも、抜くこともできなくなってしまった。。

などなどです。

 

慣れてる方は大丈夫みたいですが、不慣れな方はどこかでミスしてしまいグリップ自体をダメにしてしまう方もいらっしゃるようです。

 

段階毎にグリップの挿し方を説明します。

 

【古いグリップを外す】

①古いグリップを切る場合は、できれば先端が鉤爪になっている専用カッターを使ってください。通常のカッターを使ってしまうと高確率でシャフトに傷をつけてしまいます。シャフトはスチールの場合は大丈夫ですが、カーボンの場合はシャフトに傷が入るとシャフトが割れたり、折れたりする原因になるので気をつけましょう。

 

グリップを切る際は、手前から奥に向かって刃を動かしてください。手前に動かして切ると勢い余って指を切ったりします。※筆者は新入社員の頃は何回も自分の指を切りました。

慣れない方は少しずつ切っていけば大丈夫です。

分厚いパターグリップなどは縦に何方向か切れ目を入れてあげると剥がしやすいです。

 

②グリップを剥がすとシャフトには古いグリップテープが残っています。

比較的新しいテープだと剥がしやすいですが、古いテープだとシャフトに癒着しており剥がすのが困難な場合があります。

※経験上、古い海外ブランドほぼほぼ癒着しています。そして若干臭いですww

剥がすのが困難な場合は、一旦ドライヤーなどで温めてください。癒着した部分が若干浮いてきますので剥がしやすくなります。それでも剥がしにくいですが根気よく剥がしていきましょう。

※決して尖ったもので刮いだりしないように。傷入ります。

テープを剥がし終わったら、リムーバーなどで汚れを拭き取ってしばらく乾かしてください。

 

【新しいグリップテープを巻く】

シャフトが綺麗になったら、新しいグリップテープを巻いていきましょう。

①テープを巻く際は縦巻きでも螺旋巻きでもどちらでも構いません。巻きやすい方でOKです。但し、握りを太くする為にテープを二重、三重に巻く場合は必ず螺旋で巻いてください。縦巻きで多く巻いてしまうとグリップを入れた際に形が歪になってしまいます。

シャフトの穴をテープで蓋をするように埋めます

螺旋で巻く場合は蓋をする余剰分として5㎝ほど長めにカット

※二重、三重で巻く場合は必然的にテープの質量が増えますので、巻き過ぎるとバランスが手元に来ますので頭の片隅に入れておいてください。握りを太くしたい方は基本的にグリップ自体を太くする方が良いと思います。

 

②クラブを振る際、右手の力が強く、球が曲がることが多い人は右手で握る部分を少し厚めに巻くのも有りです。

 

【新しいグリップを挿す】

ここからが一番大事!最悪テープ巻きが失敗しても巻き直せばすむ話ですが、挿しを失敗すると高確率でグリップがダメになります。高いグリップだと一本3,000円近くするので失敗すると地味に痛いです。

①無事テープを巻き終わったらシャフト側とグリップの内側を溶剤で濡らしてあげて下さい。かなりオーバー気味に濡らしてOKです。これが少ないと入れている途中で固まって終了になってしまいます。

 

 

自宅でされる方はスプレータイプの溶剤が汚れにくくてオススメです。

たまに揮発性の高いホワイトガソリンを溶剤代わりに使う方いらっしゃいますが尋常じゃない位臭くなるのでオススメしません。

 

 

②濡らし終わったらここからはスピード勝負。一気にグリップを挿して下さい。多少ずれても入れたあと調整できるので大丈夫です。入れる際の時間の目安は20秒以内です。

これ過ぎると途中で固まって抜くこともできなくなります。

※糸入りのグリップなど(霜降りみたいになってるやつ)はゴムが拡張しにくいので入れる時にかなり力が必要です。

握りを細く仕上げたい方はわざとグリップを引っ張って伸ばして入れても良いです。

 

③入れ終わったらグリップの両端にマーキングが有りますので、クラブのフェイス面とマーキングが並行になるように微調整します

 

※自分好みにずらしてもOK。球を捕まえたい方はフェイスがフックに見えるように調整。逆に捕まえたくない方はフェイスが開いて見えるように調整しても良いと思います。グリップのずらしはあくまでも自己責任です。

自分で交換するとここら辺の自由度は高くなります。

ショップに頼む場合は要望を伝えないと、基本的にストレートに入ってしまいますので逆に自分好みに仕上がらない場合が有ります。

※人間は右か左かどちらかが利き目になりますので利き目によってはズレて見え違和感を感じることが有ります。

 

③調整し終わったら、余分な溶剤を拭いて風通しの良いところで一日程度乾かして完成です。しばらくは中の溶剤が染み出してくるのでキャディバッグなどには入れないで下さい。

 

【最後に】

グリップ交換は慣れてしまえば簡単です。交換工賃も掛かりませんので自分で交換出来るようになると長い目で見ると非常に経済的です。※ショップに頼むと一本300円〜500円。

何より自分が大事にしているクラブを自分で交換すると更にクラブへの愛着も湧いてきます。

ご興味のある方は一度、自身で交換してみてはいかがでしょうか。

 

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