【レビュー評価】2大ブランドの新作パラダイムスモークとQi10 実際に打ったゴルファーの反応は?
2大ブランドの2024新作ゴルフクラブ。テーラーメードのQi10とキャロウェイのパラダイムスモーク!ゴルファーの反応は??

こんにちは!スポーツ店の中の人こみけんです。
今回は2024年話題の2大ブランドの最新モデル、テーラーメードのQi10とキャロウェイのパラダイムAiスモークの紹介です。
試打が入ってきたので実際打った方の反応や構えやすさなどまとめています。
お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
※今回はテーラーキャロウェイ共にお問合せの多かったツアーモデルのドライバーで比較しています。
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
テーラーメード Qi10 LS





テーラーメード Qi10 LSドライバー
- 価格:税込99,000円
- ヘッド素材:ボディチタンフレーム+インフィニティカーボンクラウン+カーボンソール/フェース新60層カーボンツイスト+PUカバー
- ロフト:9/9.5
- ライ角:54
- 長さ:45.5in
- ヘッド体積:460cc
- 総重量:310g(S)
- シャフト:Diamana Silver TM50
- シャフト重量:60g
- 調子:中元
- バランス:D3
- トルク:3.6
今回テーラーメードの新作の中で一番試打の多かったLS。ロースピンモデルでセレクトストア限定モデルになります。重さはSシャフトで310gと前作のステルス2プラスと同じ重量設定となっています。長さは45.5インチと0.25短くなっておりバランスもD3で前作より振り抜きやすいイメージですね。
ヘッドに関しては460ccで寛容性を重視しているものの、若干ディープに作られており小ぶりに見えフェイスアングルもストレートに近く構えやすいです。今期は10K規格で大型慣性モーメント、シャローなヘッドが多い中でこちらの多少ディープなヘッドが構えやすいと言われる方が非常に多かった印象です。
打感:多層のカーボンフェイスは硬めの印象でしたが、今作は更に薄肉化されており柔らかさを感じられる方が多いです。
打音:少々高めの金属音で普通ですね。
弾道:初速は速くやや低めの弾道。ノーマルやMAXのヘッドに比べると低いですが低〜中弾道、強弾道で飛んでくれます。ツアーモデルの印象が大きいですがほとんどの方が打ってみると見た目より優しいことに気づかれるようです。
方向性:ノーマルやMAXに比べると曲がる方は多いです。但し初代ステルスなどに比べるとピーキーさは無くなっています。慣れてくると操作性の良さがメリットになってきそうです。適度に左右に打ち分けれると思います。
飛距離性能:スピンが多くて困っている方だと適度に減ってくれかなり飛びます。但し、ヘッドスピードが40k以下、元々低スピンの方だとドロップして飛距離が落ちてしまうケースも散見されました。
キャロウェイ パラダイムAiスモーク





キャロウェイ パラダイムAiスモーク
- 価格:税込96,800円
- ヘッド素材:ボディチタン+トライアクシャルカーボンクラウン&フォージドカーボンコンポジットソール フェイス鍛造FS2Sチタン/Aiスマートフェイス/フェイスカップ
- ロフト:8/9/10.5
- ライ角:57
- 長さ:45.5in
- ヘッド体積:450cc
- 総重量:310g
- シャフト:TENSEI60for Callaway
- シャフト重量:61g
- 調子:中調子
- バランス:D3.5
- トルク:4.7
こちらもキャロウェイの中で一番試打の多かったモデルAiスモークトリプル♢。セレクトストア限定モデルになります。前作のパラダイムトリプル♢が2023後半からかなり売れていた為、今回も興味がある方が非常に多い印象です。事前予約も非常に多くスピーダーNX BLK、ベンタスRED系統でカスタムされる方が多いです。
ヘッドに関してはAiスマートフェイスという新しいテクノロジーが使用されており、世界中から25万のスイングデータを集積し新たにAIにてフェイスを設計、どのような打ち方でも最適なスピン、打ち出し角に補正してくれるというものです。大きさに関しても430ccと若干小ぶりで構えやすさ○。
打感:Aiスマートフェイス、カップフェイスの恩恵で打感はかなり柔らかめ。今回ジェイルブレイクが搭載されていない影響でしょうか。フェイスにボールが乗っている感が強いですね。少々芯を外しても打感は良いです。
打音:少々低めの打音。特に不快な感じはありません。
弾道:Qi10LSよりもう一段階低めの弾道です。捕まりも抑えめなので叩くとかなり強い弾道で飛びます。前作のパラダイムトリプル♢よりは少し優しくなっている印象です。
方向性:今回テーラー、キャロウェイの全品番を通して一番球の捕まりは抑えていると思います。フェードヒッターの方だと慣れるまで少々時間が掛かるかもしれません。
飛距離性能:ドローヒッターの方で叩きたい方はかなり飛距離が伸びていたようです。但し、今回シャフト重量が60gで調整してあるもののノーマルだと方向性が乱れてしまう方も散見されました。ヘッドスピードが40後半〜だとカスタムの方が方向性が落ち着く方が多かったですね。
まとめ

今回もやはり発売日を合わせてきましたね。我々ゴルファーからすると選べる選択肢が増えて嬉しい限りです。去年は前半ステルスシリーズが好調で後半はパラダイムが巻き返すというような流れでした。
今年は今のところ試打、予約共に半々程度です。どちらが売れていくんでしょうか。。
どちらも良いクラブなのは間違いありませんが特徴もそれぞれ違います。シャフトの組み合わせによっても全く性格の違うクラブになってしまいます。購入を検討している方は必ずゴルフショップなどで試打をして購入しましょう。